アパレル業界の選考を受けるときの履歴書の全身写真について悩んでいませんか?
アパレル業界では、証明写真とは別に全身写真の提出を求められることがあります。
そこで、ここではアパレル業界に正社員として就職する方、もしくは中途採用などで転職される方を対象にして、アパレルの履歴書に使う全身写真の撮り方について徹底解説します。
全身写真の基本

サイズ:L版のスナップ写真
全身写真のサイズは、L版と呼ばれるサイズのスナップ写真を使います。
L版はいわゆる普通の写真のサイズです(横89mm×縦127mm)。
撮影してから3ヶ月以内の写真を使う
履歴書の全身写真は撮影後3ヶ月以内のものを使いましょう。3ヶ月以上経つと、髪の毛の長さが変わったり、体型に変化が出るのが理由です。
お店のイメージに合わせるのが基本
全身写真は、選考を受ける会社によって「スーツ」「私服」の場合があります。
スーツの場合は、履歴書の証明写真と同じでかまいません。
私服の場合は、そのお店(ブランド)のイメージに合わせるのが基本です。
分からないときは専任コンサルタントに相談してもらいましょう。
服装:ファッションセンスとブランドイメージ重視

ファッションセンス
服装がスーツの場合は、「証明写真の撮り方」と同じことを意識して撮影します。
そもそも、なぜアパレル業界では証明写真のほかに「全身写真」(スタイリング写真)を送るのかというと、その人のファッションセンスを確認するためです。
特に、販売員として店頭に立つ場合、そのブランドの看板になります。そのため、しっかりとしたファッションセンスを持っているかが確認されます。
とはいうものの、モデルとは違うので高レベルなものが求められるわけではありません。その会社(ブランド)のイメージに合ったコーディネートをした写真を撮りましょう。
ブランドイメージ
先ほども書きましたが、ファッションセンス以上に大切なのがブランドイメージです。
どんなにオシャレな格好をしていてもブランドイメージとかけ離れていては採用されることはありません。たとえば子ども服ブランドで働くのにギャル服を着ているのはナンセンスです。
また、ブランドイメージを含めて、TPO(撮影する季節も考慮しましょう)をわきまえたコーディネートで撮影に臨みましょう。
ブランドによっては、そのブランドの洋服でコーディネートをする場合もあります。必ず募集要項を確認してから全身写真を撮影するようにしましょう。
ファッショーネなどの転職サポートを利用すると、専任コンサルタントが事前に選考を受けるブランドの適切な服装を教えてくれるので、それらを活用するのも良いでしょう。
ポーズ:自然体のあなたを伝えよう

アパレル業界で働くといってもモデルとは違うので、ポーズを決める必要はありません。
また、履歴書の証明写真のように真面目な表情で撮影する必要もありません。
採用担当者に良い印象を持ってもらえるような、笑顔で自然体のあなたを伝えられるようにしましょう。
全身写真(スナップ写真)を撮影する場所

全身写真を撮影する場所は、2つあります。
- ストリート
- フォトスタジオ
ストリート
雑誌のスナップ写真のように、街中で友人に撮影してもらうのも良いでしょう。
無料で撮影できるのが良い点です。
ただし、素人が撮影すると品質が低くなりがちなので注意しましょう。また、SNSにアップするときのようなフィルターはふさわしくありません。
フォトスタジオ
お金はかかりますが、全身写真はできればフォトスタジオで撮ってもらいましょう。
金額は1セットあたり1,500円〜くらいで撮影できます。
プロのカメラマンに撮影してもらえるため、品質は保証されます。
会社に提出する全身写真を用意して、採用面接に臨みましょう。
転職サイトを活用するのもおすすめ

そもそも、転職活動はひとりで進めなければいけないと思っていませんか? 転職活動はひとりでするのではなく、転職サイトを活用すると有利に進められます。
自分が良いと思っていても、企業のニーズとズレていたら相手に響くことはありません。
このような情報(「どのような人材を欲しがっているか」など)を知るためにも、アパレル業界に特化したファッショーネなどの転職サイトを利用する価値は十分にあります。
「相手はどのような写真を求めているのか」「履歴書にはどのようなことを書けばよいのか」これらの不安を解決してくれる転職サイトを積極的に活用してみましょう。