アパレル・ファッション業界の平均年収ランキング

アパレルの就活ノウハウ

アパレル・ファッション業界の転職支援サービスを行うクリーデンス(パーソル株式会社)が、「ファッション業界 職種別平均年収2017年版」を発表しました。

ここでは、調査結果を使ってアパレル・ファッション業界の平均年収について見ていきます。

ファッション業界 職種別平均年収2017年版

アパレル・ファッション業界の平均年収ランキング

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2017年は“売る”力を求める企業が増加したことにともない、「プレス・販促」が30代前半と30代後半で1位となりました。「プレス・販促」として“売る”ためには、社内外との折衝能力や編集者やスタイリストとのネットワーク、展示会やイベントの運営力、そして制作・撮影スタッフのディレクション能力などさまざまな力が求められます。そのため、アパレル業界で「プレス・販促」の経験を積んだ30代の求人ニーズが高まり、年収の底上げにつながったと想定されます。

引用:ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」「ファッション業界 職種別平均年収2017年版」を発表|パーソルキャリア株式会社のプレスリリース

25〜29歳:1位は店舗管理の386万円

順位 職種 平均年収
1位 店舗管理 386万円
2位 VMD 382万円
3位 MD・バイヤー 379万円
4位 プレス・販促 378万円
5位 営業 376万円
6位 店長 344万円
7位 生産管理 339万円
8位 OEM営業 334万円
9位 デザイナー 314万円
10位 パタンナー 297万円
11位 販売 295万円

1位は店舗管理の386万円でした。

アパレル業界で人気のVMDやMDも上位にランクインしています。

一方、デザイナーやパタンナーといった技術職は下位になっています。

最下位は販売の295万円でした。

30〜34歳:1位はプレス・販促の454万円

順位 職種 平均年収
1位 プレス・販促 454万円
2位 店舗管理 439万円
3位 MD・バイヤー 434万円
4位 営業 425万円
5位 店長 391万円
6位 VMD 386万円
7位 デザイナー 377万円
8位 生産管理 374万円
9位 パタンナー 348万円
10位 OEM営業 344万円
11位 販売 329万円

30代に入るとプレス・販促が1位になります(454万円)。

ここでもデザイナーやパタンナーといった技術職の年収が低いことが分かります。

最下位は販売の329万円でした。

35〜39歳:1位はプレス・販促の520万円

順位 職種 平均年収
1位 プレス・販促 520万円
2位 MD・バイヤー 499万円
3位 OEM営業 493万円
4位 VMD 482万円
5位 営業 462万円
6位 店舗管理 458万円
7位 デザイナー 442万円
8位 店長 414万円
9位 生産管理 409万円
10位 パタンナー 376万円
11位 販売 352万円

35〜39歳では、引き続きプレス・販促が1位でした(520万円)。2017年のデータということもあり、デジタルマーケティングが重視される販促が上位になる傾向があります。

人気のMD・バイヤーも2位に入っています(499万円)。

30〜34歳では5位に入っていた店長は8位までランクが落ちています。

年収の差:1位はOEM営業の159万円、最下位は販売の57万円

順位 職種 年収の差
1位 OEM営業 159万円
2位 プレス・販促 142万円
3位 デザイナー 128万円
4位 MD・バイヤー 120万円
5位 VMD 100万円
6位 営業 86万円
7位 パタンナー 79万円
8位 店舗管理 72万円
9位 店長 70万円
10位 生産管理 70万円
11位 販売 57万円

25歳〜39歳までもっとも年収の差があった職種のランキングです。

1位は、OEM営業(Original Equipment Manufacturer)の159万円です。

プレス・販促も142万円の年収の差がありました。

また、25〜29歳の時点では下位にランクインしていたデザイナーが3位に入っています。

一方、販売は57万円とほとんど年収が変わらないことが分かります。

年収の差はどんどん大きくなる

年齢 1位と最下位の差
25〜29歳 91万円
30〜34歳 125万円
35〜39歳 168万円

最後に、各世代の1位と最下位の職種の差を比べてみました。

25〜29歳では91万円の年収の差が、35〜39歳では168万円まで拡大しています。

給与が上がりやすい職種(主に技術職)もあれば、反対に販売のように職歴を通してあまり給与が変わらない職種もあります。

一般的には、高度な技術を求められない職種(供給量が多い職種)ほど給与が低いと言えます。